家賃支援給付金

5月27日発表の第2次補正予算案の中で「家賃支援給付金」が発表されました。

給付の要件は今年の5月~12月で、①1ヶ月の売上高が前年同月比で50%以上減少又は②連続する3ヶ月の売上高が前年同月比で30%以上減少した者ということです。

給付額は、まず申請の直近の支払家賃(月額)から給付月額を計算します。給付率は2/3、上限額は法⼈50万円、個⼈事業者25万円ということですが、複数店舗を所有する場合など、家賃の総⽀払い額が⾼い場合は、上限超過額の1/3を給付することとし、上限額を法⼈100万円、個⼈事業者50万円に引き上げるということで、ちょっと複雑です。計算された給付月額の6倍が支給される金額になります。給付月額の計算は以下の通りです。

法人の場合

支払家賃75万まで225万まで225万超
給付月額の計算家賃×2/350万+(家賃-75万)×1/3100万円

個人事業者の場合

支払家賃37.5万まで112.5万まで112.5万超
給付月額の計算家賃×2/325万+(家賃-37.5万)×1/350万円

予算成立後の6月下旬に受付開始で、支給は7月になる見込みとのこと。既に貸主との間で一定期間の賃料減額が成立している事業者も多く、悩ましい部分もありますが、ようやく具体化してなによりです。

家賃支援給付金

Posted by mizuniwa