持続化補助金(コロナ特別対応型)が追加

持続化補助金(コロナ特別対応型)の第5回分(2020年12月10日締切)が新設されました。

第4回目までの反響が相当大きかったのかもれませんが、新型コロナウイルス感染症の収束はまだまだ見えませんので、非常に良い判断だと思います。

この、持続化補助金(コロナ対応型)は、「新型コロナウイルスが事業環境に与える影響を乗り越えるために前向きな投資を行いながら販路開拓等に取り込む事業者」向けに「具体的な対策(サプライチェーンの毀損への対応、非対面型ビジネスモデルへの転換、テレワーク環境の整備)に取り組む小規模事業者等の地道な販路開拓等を支援する」ものですので、具体的な計画を策定することが必要です。計画を提出し審査を受け、採択されなければ受給できないものです。また、基本的に先払いをしてから、補助金を受給しなければなりませんし、一定額の自己負担額も発生しますので、有名な「持続化給付金」とは全く違います。

また、先日第3回の採択率が発表されましたが、33.9%とのことでした。第1回と第2回が採択率80%超でしたので、大分狭き門になっているようです。

採択された方の事業名称を見てみると、「非対面型ビジネスモデルへの転換」と思われるものが、大半を占めている感じです。個人的には「サプライチェーンの棄損」も「非対面型ビジネスモデル」も「テレーワーク」も範囲が限定されているイメージが強く、応募を躊躇する原因になりそうに感じていましたが、色んな業態で、色々な工夫を凝らして計画を立てているようです。

具体的な計画がある方にとっては、原則100万円(補助率:2/3または3/4)が受給できるのはとても大きいです。また、事業再開枠(全額補助)で最大50万円というのも魅力的です。

今回、急遽追加された第5回分、これまでためらっていた方は、ぜひチャレンジしては如何でしょうか。

持続化補助金

Posted by mizuniwa